古代の伝説的な鍼灸医に「扁鵲」という方がいます。
『史記』の『扁鵲倉公列伝』にその活躍が記されています。
その扁鵲先生が、お医者さんが治療しても治らない六つのシチュエーションを述べてます。「六不治」ですね。
一、驕(おご)り高ぶって道理をわきまえない人
二、身体を粗末にして財産を重んじる人
三、衣類の節度の保てない人
四、陰陽共に病み、内臓の気が乱れきった人
五、痩(や)せ衰えて薬が服用できない人
六、巫(ふ)を信じて、医を信じない人
『漢方の歴史』小曾戸洋著、大修館書店
ちなみに、『扁鵲倉公列伝』は史記の中で扁鵲と倉公(淳于意)のお話がのっている所です。
ぴんころ鍼灸道®
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